皆さんは「夢」をもっていますか?
私にもたくさんの「夢」があります。歳を重ねるごとに、どんどん増えてそれはそれはもう大忙しの日々です。
ココだけの話、現在、私も人並みに人生の過渡期を迎えており、そのもがき様たるや客観的に自分を見た際に、微笑ましくもあり、滑稽でもあり、とにかく応援したくなります。
逆境とか崖っぷちとか、背水の陣的な追い込まれた状況ほど、ワクワクするものはありません。確かに失敗も苦労も少なくはありませんが、何があっても屈しないという根拠のない自信が、いつの間にか備わっていました。本当にありがたいことです。
私自身、何か現状を抜け出したくて、とてつもなく苦労をされて逆境を乗り越えた人に会いたいと思っていた矢先、吉君こと元読売巨人軍の吉村禎章氏に先月30日、お会いする機会を得ました。彼は、多くの人々に「夢」と「希望」と「感動」を与えたトップアスリートでもあります。
吉村氏は、81 年に PL 学園高校からドラフト 3 位で巨人軍に入団し、88 年には北海道で外野守備中に左膝靱帯を 3 本も断絶するという重傷を負いながらも、懸命なリハビリで、見事復活を遂げましたよね。(今でもあの映像は忘れられません)
そんな苦難や逆境の中から計り知れない不安、悔しさ、絶望、苦しみ、過酷なリハビリを乗り越えて Comeback するには相当の強いメンタルが必要だったことでしょう。
甲子園球場の砂を持ち帰ると二度と甲子園に戻れないから!という理由で、負けても甲子園の砂を持ち帰れない PL 学園の掟。野球人である前に人としても立派であるべき!と、人間性を育ててくれた中村順司監督。
憧れの王貞治氏からの電話で「同じユニフォームを着て野球を一緒にやろう!」と巨人軍入りを促され、直立不動で「はい」と答えた人生の岐路。
選手生命を絶望視された大怪我。すべては彼の人生に用意されたシナリオだったのかもしれませんが、やはり世間の人々を喜ばせたい!感謝の気持ちを伝えたい!この信念に偽りがなかったからこそ、復活への道に繋がったのですね。
そして、「やはりまた、巨人軍のユニフォームを着たい!」と彼が熱く語っていたその 3 日後(10 月 3 日)、巨人軍の新コーチに入閣しましたね!実に7年ぶりの現場復帰となります。
お会いした時には決まっていたのですね、きっと・・・清宮君のドラフト入りの話があまりにも詳しかったですもの・・・(笑)
いずれにしても吉村コーチの活躍に期待しています!
懇親会の席がお隣だったのですが、「ジャイアンツファンです!」といった私に、すかさず大きな右手を差し出されたので、握手をしましたが、その後お手拭きを使うのに躊躇しました。(笑)
夢に立ち向かう姿は、周りの人々に「感動」と「勇気」を与る・・・そんなことを再認識させられるひとときでした。
同じ人間なんだから、頑張ろう!と大きな励みをいただき、フル充電です。
「感謝」と「感動」と「勇気」を抱いて・・・夢しか実現しない!!
【香川のメンタルヘルスアドバイザ 尾崎公美】お問い合わせは、0877-98-2037まで。