2018 年はどんな年になるの?~陰陽五行説編

投稿者: | 2018年1月31日

今年2018年は、どのような年になるのでしょうか?

人のカラダは小宇宙。自然界(大宇宙)の影響を大きく受けています。そこで、心身ともに健やかに過ごすためには、自然との調和が大事であると中医学では考えます。

古代から現在にかけて、何千年もかけて繰り返す自然のサイクルを観察し、一つの法則を見つけた法則が「運気論」として纏められています。

それによると、2018年は、陰陽五行説で考えると、「火運太過」の年。火星が例年よりも地球に近づき、その波動が強くなる年です。

今年1月の「大寒波」の到来は、全国各地に厳しい寒さと大雪をもたらしています。先日の大雪の翌日、上京した際にも都内いたるところに雪が積み上げられており、様々なスタイルの「雪だるま君」にも出会いました!微笑ましくもあり、心も和みます。雪のおかげで、都内にしては、いつになく空気が澄んでいて、気持ち良く過ごせました。

~~~『運気』新釈より~~~

【気象情報】
今年も巨大台風やゲリラ豪雨、雹(ひょう)などの異常気象が続き、地震や河川の氾濫など油断できないことも起こりそうです。
3 月下旬までは急に気温が上がりやすく、5 月下旬までは、時々涼気が入り込んできます。
7 月下旬までは寒気が入り込み、冷たい雨が降るでしょう。8 月は炎暑の気が強烈で、水分不足、万物が悉く枯れやすくなります。9 月はゲリラ豪雨や台風が頻発しますが、10 月に入ると穏やかな天候が続くでしょう。12 月から 1 月にかけては寒気を伴った風が吹き、所により大雪や吹雪が舞うでしょう。

【社会情勢】
異常気象や自然災害は恒常化していく見込みです。原因は諸説ありますが、人間のエゴによって環境破壊された地球が自然治癒力を発揮することで、元の状態に戻そうとしている・・・とも言えそうです。特に水による浄化は、一層進みそうです。人間にとっては自然災害だとしても、地球にとっては自然治癒を試みている最中であることを謙虚に受け止める必要があります。
最も地球を汚しているのが、「人間のエゴ」です。自分さえよければ、自国さえよければ、というような「我欲」がマイナスエネルギーとなり、地球にダメージを与えてしまいます。
この地球の傷さえも、地球自身が水の浄化によって癒そうとしているのです。
地球の自然治癒力が「自然災害」であることを認識し、人との絆と相互支援、そして自然との共存共生をしっかりと意識した社会が求められるでしょう。

【健康面】
今年は、心臓、肺臓、大腸の働きが乱れやすい年。春から夏にかけて気温の変動が激しくなるため、気温の変化に体がついていけず、体内に熱がこもりやすくなります。心臓が熱くなって苦しくなりやすく、呼吸が浅く、咳や息が荒くなりやすいのも特徴です。胸や両脇、背中や肩などが痛みやすくなります。人によっては下痢や各種出血、口渇、耳が聞こえづらくなり、皮膚トラブルが悪化しやすくなります。
体内に過剰な熱が蓄積することで、肺臓、心臓、大腸、小腸、皮膚、鼻などに様々なトラブルが生じやすいでしょう。

【今年の養生法】

☆キーワード☆

「熱を冷ます」「汗をかく」「牛黄(ごおう)を利用する」

◆ 心臓の熱を冷ましてくれるニガウリ、ワラビ、タラの芽、つくし、フキなどの山菜、コーヒー、ビールなど苦みのあるものを摂るとよいでしょう。但し、体を冷やす性質があるので、冷え性の方は摂り過ぎに要注意です。

◆ 発汗力を高めるためにウォーキングやストレッチ体操など適度な運動や入浴を心がけましょう。
 
◆ 心臓に負担がかかると、動機や息切れが生じやすくなります。この場合、「牛黄(ごおう)=牛の胆石」が体の余分な熱を取り除いてくれるので、心臓に不安のある方、高血圧傾向の方は、上手く利用してみましょう。

【香川の健康・美容アドバイザ 尾崎公美】 Tel. 0877-98-2037 迄、 お気軽にお問い合わせくださいね。