ロコモティブシンドローム~筋肉を鍛えて転倒予防

投稿者: | 2018年3月10日

春を迎え、植物は芽吹き、動物や虫たちも外へ向けて動き始めました。

人間も同じく、暖かな日差しを身体に受けながら、活動を本格的にスタートさせる時期となりました。

活動するにあたり、カラダの生体成分や活動を支える各種臓器が丈夫であることにこしたことはありません。

特に、超高齢化時代を迎える日本にとって、巷では【ロコモティブシンドローム(運動器症候群】への関心が高まりをみせています。

事実、後期高齢者の寝たきりになる最大の要因は、「骨折・転倒」です!

足腰が丈夫であること、筋肉を鍛えることが、ロコモティブシンドロームを防ぐ予防策であることは、ご周知のとおりです。

健康寿命は、丈夫な足腰から!!

ロコモティブシンドローム】とは、骨や関節、筋肉、軟骨、椎間板など運動器の衰えが原因で、歩行や立ち座りなどの日常生活に障害をきたしている状態のことをいい、進行すると要介護や寝たきりになるリスクが高くなります。

骨密度が減少すると「骨粗鬆症」に、筋肉が減少すると「サルコぺニア」に、関節成分が減少すると「膝関節の痛み」などが生じます。「サルコペニア」とは、加齢や疾患により、筋肉量が減少することで、握力や体幹の筋肉、下肢筋など全身の筋力低下を引き起こすことです。

歩行の際に杖や手すりが必要となる、歩くスピードが遅くなる等、身体機能が低下した状態を指します。転倒するリスクも高まるので、事前の対応が求められます。

齢、不活発な生活スタイル、寝たきり、栄養不足、消化器系疾患、タンパク質摂取不足、重症臓器不全など様々な原因があります。

つまずきなどによる転倒リスク及びそれに伴う骨折、筋肉減少や膝関節への負担増などによる活動量減少、膝関節の炎症、痛み、変形などは、高齢者にとって深刻なお悩みの一つでもあります。

寝たきりや要介護生活をしないですむため、また少しでも遅らせるために、日頃からの取り組みが大切です。

ロコモティブシンドロームを予防するためには先ず、骨や関節、体を支える「筋肉の貯金」が必要不可欠ということですね。

筋肉づくりは、今からでも間に合います!ジムでも高齢者の筋トレ姿が目立つようになってきているのも分かります。

年を重ねても、人間のカラダを構成する組織は、日々新しいものに入れ替わっています。

中でも筋肉の構成組織は、骨や関節などのそれに比べて新陳代謝のサイクルが短いため、一般的には、2 ヶ月ほどで筋肉組織の半分が入れ替わるようです。

筋肉素材 HMBカルシウム (筋肉を作る、守る成分)他、ロコモティブシンドロームを予防するための生体に必要なサプリメントを摂取しながら、日常、ウォーキング、ヨガ、リハビリ運動(ストレッチ)、簡単な筋トレなどで筋肉を鍛えることをお勧めします。

詳細は、当店までご相談ください。

ご家族皆さんが笑顔で過ごせるよう、健康な足腰をつくりましょう。

【香川の健康・美容アドバイザー 尾崎公美】お問い合わせは、Tel. 0877-98-2037 迄お気軽にお問い合わせください。