女性の皆さんにとって、「いつまでも美しく健康で若々しくいたい!」というのは永遠のテーマであり願いですよね。
若いころは、こんなことなかったのに・・・といった症状があらわれ始めた時、皆さんの脳裏には「もう年だわ~」とか「どうしてこんな風になるのかしら?」とか悩みの種は尽きませんよね。
そこで!
今回の NHK カルチャー講座では、「美と健康の守り神」である女性ホルモンについて、ご紹介いたしました。
加齢に伴う女性ホルモンの減少は様々な弊害を生み出してしまいます。
女性ホルモンには、大きく分けて「エストロゲン(卵胞ホルモン)」と「プロゲステロン(黄体ホルモン)」の 2 種類あります。
ここでは、「エストロゲン」を取り上げて、私たちのカラダについて学んでみました。
女性ホルモン「エストロゲン」が、女性の生涯で分泌される量は「ティースプーン 1 杯分」と言われており、極わずかであるということがお分かりいただけると思います。
しかも 20 台をピークに卵巣機能の低下とともに、分泌量は減少します。特に 30 代後半~ 50 代にかけての急激な減少が原因で「更年期障害」が引き起こされることも事実です。
☆エストロゲンが減少すると、どのようなことが、生じるのでしょうか?
① 気分や情緒が不安的になる
心理的な状態を安定させる働きのある「セロトニン」は“安らぎホルモン“とも呼ばれ、女性ホルモンはこのセロトニンを合成する働きがあります。
そのため、ホルモンバランスが乱れたり、女性ホルモンの量が減ると抑鬱、不安、無気力、無感動、焦燥感など情緒が不安的になるのです。
② ほてり、ホットフラッシュが生じる
ホルモンバランスの乱れが脳へ影響し、自律神経の乱れを引き起こします。そのため、体温調節中枢が不具合を起こし、ほてりやホットフラッシュを生じさせるのです。
③ 骨密度が減少する
骨は日々、破壊と形成を繰り返し、「骨代謝」をしています。この調整を女性ホルモンが担うわけですが、エストロゲンの減少により、骨代謝のバランスが崩れて骨密度が低下し骨粗鬆症のリスクが高まるのです。
④ ドライシンドロームが発生します
ドライアイ、ドライマウス、ドライスキン、ドライバジャイナなど体内外の潤いが減少し、乾燥症状があらわれやすくなります。
⑤ 脂肪細胞が肥大化します
女性ホルモンの減少により脂肪細胞が肥大化します。肥大化した脂肪細胞からは、血圧や血糖値を上昇させるような「悪玉サイトカイン」が多く分泌されやすくなります。
⑥ 生活習慣病のリスクが高まります
女性ホルモンには、血圧、血糖、中性脂肪、コレステロールなどを上昇しないように働きかける作用がありますが、これの減少により、高血圧、糖尿病、脂質異常症、悪玉コレステロール値の増加を加速させてしまいます。
⑦ 認知機能が低下します
認知機能の低下の一因に「アミロイド β」の脳への蓄積が臨床研究で実証されています。「アミロイド β」が脳に蓄積すると、脳の萎縮や細胞死が生じ、その結果、認知症になりやすくなります。女性ホルモンがこの「アミロイド β」から脳を保護する働きがあるのですが、これが減少すると認知機能が著しく低下してしまうのです。
⑧ 不眠になりやすい
女性の不眠の原因は、ホルモンバランスの乱れ、更年期による身体的変化、不規則な生活による体内時計の乱れなど、様々ありますが、心理的な「ストレス」が原因の不眠は、年代を問わず多く見受けられます。
⑨ 生理不順・PMS(月経前緊張症)が生じやすい
月経不順や月経前緊張症 PMS(頭痛・胸のはり・乳房痛・下腹部痛・イライラ・便秘・食欲過剰など)はホルモンバランスの乱れから生じます。
女性の平均閉経年齢は、時代を超えても 50 歳。
卑弥呼の時代も・・平安時代も・・江戸時代も・・大正時代も・・現在も・・50 歳。
⑩ 美容面の不調(シミ・しわ・くすみなど)
女性ホルモンの減少や閉経に伴い、コラーゲンやヒアルロン酸の産生を促進する働きが低下します。
メラニン量の増加やカラダの津液不足などにより、シミ・しわが増えてしまうのです。
様々な場面で、女性を守ってくれている「エストロゲン」まさしく、「女性の美と健康の守り神」ですね♪
日本人女性の平均寿命は世界トップで、現在 86.39 歳。2060 年には推定で、90.93 歳になると言われています。
閉経後の「ホルモン枯渇状態」で 30 ~ 40 年を過ごすことになりますよね。
ここでの過ごし方に「健康格差」が生まれてくることも、確かな事実です。
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