当帰(とうき)は、女性の宝、美容の女王!

投稿者: | 2016年9月10日

みなさんは「当帰(とうき)」という生薬をご存知でしょうか。

当帰は、セリ科の植物の根で、強い芳香があり、味は甘く、辛く、からだを温める性質を持っていて、中国では、当帰を「美容の秘薬」として使ってきました。

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女性の一生は、血とは切っても切れない関係にありますが、漢方/中医学でいう「血(けつ)」は、ヒトの生命活動を維持する基本であり、顔色が良く艶やかで、皮膚がふくよかで潤っていて、毛髪に光沢があり、目などの感覚器や筋肉、骨が円滑に動くのも、全て「血」が十分にあって、はじめて出来ることで、さらに心や思考、気分などの精神活動を支えているもの「血」なのです。

女性は、毎月の月経で一定量の血がなくなり、しかも妊娠・出産、授乳には充分な血が必要です。

つまり女性は、常に血を養うように気を配ることが大切で、逆に、血の不足、汚れ、ドロドロした血は、女性を悩ますトラブルのもとになります。

当帰は、足りない血を養い、月経不順、無月経、貧血などを改善し、「血虚(けっきょ)」という血の不足などの状態に効果を発揮します。

血の汚れをきれいにし、ドロドロの血をサラサラにすることで、血の流れを改善して、生理痛、無月経、月経不順、シミ、目の下のクマを解消します。

お肌のトラブル、便秘など下腹部の不調、生理痛、月経不順、出産後のトラブルなどにお悩みの女性の方は、是非ご相談の上、お試し頂きたいと思います。

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お薬として、この当帰を主成分とした「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」をお勧めしています。婦宝当帰膠には、当帰の他、女性の体質に合わせ「気」と「血」を補う作用のある生薬、芍薬(しゃくやく)、川芎(せんきゅう)、地黄(じおう)などが配合され、応用が広く、飲みやすい「女性の聖薬」と呼ばれています。