野菜の色の意味とは!?

投稿者: | 2016年10月19日

寒くなったり、暑くなったりを繰り返して、体調を崩していませんか?夏の疲れも出て免疫力が下がって風邪をひく人が多くなってきました。

そんな折、天候不順で野菜が高騰していますが、体調に合わせての食養生は、とても大切な秋の過ごし方です。

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みなさんは、野菜や果物の”色”と体への影響の関係をご存知でしょうか。

例えば、白い色の野菜、ニンニクやカリフラワー、大根などは、免疫システムの向上に役立ち、今が旬のナスやブルーベリーなど紫や青のものはアントシアニンを含み、脳の機能に影響があると言われています。
ちなみにイチゴは赤ですが、リコピンではなくアントシアニンを含んでいます。

赤色野菜のトマトや赤かぶは、心臓や循環器系、オレンジ色の人参やサツマイモは、皮膚や目の健康に影響を与え、黄色のパプリカやパイナップルは、消化と脳機能を最適化すると言われています。

中でも、オレンジ色の人参(西洋系ニンジン)には「カロテン」が、紅色の人参(金時ニンジンなど東洋系ニンジン)には「リコピン(トマトにも含まれる)」が含まれており、抗酸化力の高いことで有名です。老化予防・アンチエイジング・美白にお勧めです。

ちなみに抗酸化力に関して、力価的にリコピンはカロテンの 2 倍ありますが、効果が 2 倍というわけではないので、バランスよく摂取しましょう。

さらに葉野菜に代表される緑色のほうれん草やブロッコリーは筋肉や骨の健康を改善します。

もし体の部分での健康改善を考えてられておられるなら、上記の野菜や果物を摂り過ぎない程度に日々の食事に加えてみては如何でしょうか。