野菜を食べるということを考える

投稿者: | 2016年11月25日

ある調査では、主要国の中で、日本人が年間食べる野菜の平均量は108 キロで、よく野菜を食べる韓国や中国の人たちの半分しか食べていないというデータがあります。アメリカ人でさえ 117 キロですから、少ないということが分かります。

さらに昔に比べて、日本の野菜そのものの栄養価も大きく下がっきていることも分かっています。

野菜は、ビタミン、ミネラル、微量元素、食物繊維などを摂るために、大切な食材です。
できるだけ多くの種類をきちんと調理し、よく噛んで食べることを心がけましょう。

また野菜には、葉物、根菜類、果実野菜などがありますが、ご自分の体質や季節に合わせて、どの種類の野菜を食べれば体に良いか、また逆に負担になったりするか、その部位の特徴を考えて食べることも大切です。

■ 根菜類:ニンジン、ごぼう、れんこんなど。
栄薫が豊富で、繊維が硬めなので、腸の動きが悪い方の便秘時には摂り過ぎに注意しましょう。体力が落ちているときには多めに摂ってください。

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■ 茎のもの野菜:ふき、ねぎなど
薬味として使われたりしますが、野菜によっては、旬のものを頂きましょう。

■ 葉物野菜:ほうれんそう、小松菜、白菜など
日本人があまりとらなくなっている部分ですが、たくさん食べることが大事な野菜です。生で食べるよりも、加熱したり、漬物にしたりすると、抵抗なくたくさん食べることができます。口から大腸までのお掃除のつもりで毎日適量食べることが大切です。

■ 果実野菜:トマト、ピーマン、きゅうりなど
年中手に入るようになりましたが、季節感が大切です。また意外とカロリーがあることにも注意してください。繊維質が少なめなので他の部位と組み合わせて食べることが良いとされています。

ただし野菜を摂るといっても、ジュースや健康食品はあくまでも補助と考え、おかずとしての野菜のとり方を考え、毎日のお食事に活かしましょう!