笑う門には福来る~笑いで癒す~

投稿者: | 2017年4月25日

昔から「笑いは百薬の長」とか「一笑一若」などと言われますが、これらはあながち嘘でもなさそうです。

よく大病をされた方々が喜劇やコメディーなど笑いを生活の中に取り入れるだけで、回復したケースも現実にあり得るからです。

☆☆☆ 笑いの効果とは? ☆☆☆

① 免疫機能を正常化する( NK 細胞の活性化)
② 血圧を下げる効果がある(副交感神経を優位にし、リラックスさせる)
③ 血糖値を下げる効果がある(インスリンを分泌する遺伝子の作用を抑える)

☆☆☆ 実は、「(笑)」と脳機能が関係している? ☆☆☆

とある調査によると、1 日に笑う回数として、小学生は平均 300 回、20 歳~ 50 歳代では平均 13 回、70 歳代になると 2 回程度しか笑わないらしいのです。

確かに小学生などは、箸が転んでも、何がどうなっても笑っていますよね。

それにつられて笑ってしまうこともしばしばです。

笑いの頻度が高い人ほど、認知機能が低下しにくいという調査結果も出ているようです。

当然、毎日笑って過ごす人の方が、こころもからだも健康的に過ごせるというわけで
すね。

15 年ほど前、三重県の長島にあるホテル花水木で、「生命の暗号」「幸せの遺伝子」の著者でもある村上和雄元筑波大教授とお会いした時のお話です。

笑いは「遺伝子のスイッチを ON にする。今、吉本興業の笑いについて研究中。これでノーベル賞を狙っているんだ~」と仰られていたことを思い出しました。

さすが、着目点が凡人とは違うな~と思いました。

そんな村上先生も御年 81 歳。今もなお、遺伝子研究に勤しむ姿勢に変わりはないようです!

ガンや糖尿病など、今後増えるであろう病気に「笑う力」で太刀打ちできる時代が到来することを心待ちにしながら、「笑う力」の推奨をしていきたいと思っています。

ちなみに、Diabetes Care.2003; 26:1651-1652. Personalized Medicine
Universe.2012; 1:2-6 によると、

2 型糖尿病患者 19 人を対象に実験した結果、

退屈な講義を聞いた場合と漫才で大笑いした場合(いずれも 40 分間)で、食後 2 時間の血糖値に大きな差があることが判明しました。

もちろん、大笑いした時の方が 46mg/dL も血糖値の上昇値が少なかったそうです。

毎日、笑う習慣を身につけるようにしましょうね!!